脂肪吸引
脂肪吸引とは
皮膚の下に蓄えられている脂肪(皮下脂肪)を吸引により除去します。成人において脂肪細胞の数は決まっています。この脂肪細胞が大きくなったり、小さくなることで太ったり痩せたりします。ダイエットをしてもリバウンドしてしまうのは一度小さくなった脂肪細胞が再び大きくなってしまうためです。
脂肪吸引ではこの脂肪細胞を直接除去します。脂肪細胞自体が減るので、リバウンドすることもありません。
脂肪吸引では、治療部位の約70%の脂肪細胞を除去することができます。
帯広中央クリニックの脂肪吸引
- 吸引部位に麻酔や血管収縮剤を配合したチュメセント液を注入し、体の負担を軽減します。
- 目立たない部分からカニューレと呼ばれる吸引管を挿入し、皮下脂肪を吸引します。
カニューレはできるだけ細いものを使用し、皮膚の負担を軽減します。 - 仕上がりを考慮して、深い部分から浅い部分まで皮下脂肪をまんべんなく吸引します。
凸凹やたるみが出ないように吸引し、また脂肪を取り過ぎないことにも注意してボディラインを形成します。 - 治療時間は一部位30~60分程度で、入院の必要はありません。
- 脂肪細胞の数が減るので、リバウンドの心配もありません。
脂肪吸引の治療部位
- ※複数部位の場合はセット割引があります。
- ※脂肪吸引では、通常静脈麻酔または全身麻酔が必要です。
脂肪吸引治療の流れ
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- 脂肪吸引部位のデザインを行います。
- 立位で今の脂肪の付き方・状態を確認します。どの部位を吸引するのか、どの部位は残すのかを一緒に確認していきます。
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- 静脈麻酔または全身麻酔を行います。
- 静脈麻酔または全身麻酔により、痛みを感じずに治療を受けることができます。
脂肪吸引部位が3ヶ所以上の場合は、全身麻酔での治療をおすすめします。
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- チュメセント液の注入
- 脂肪吸引部位の目立たない場所に1cm弱の小切開を行います。その小切開からカニューレを挿入し、麻酔薬に血管収縮剤と止血剤を混合したチュメント液を注入します。
チュメント液の注入により吸引時に血管が傷つくのを軽減し、脂肪が柔らかく吸引しやすくなるので体への負担も軽減します。
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- 脂肪吸引
- 吸引カニューレを挿入し脂肪を吸引していきます。
複数の脂肪層からそれぞれまんべんなく吸引します。凹凸やたるみがでないように、また脂肪を取り過ぎないように細心の注意を払い吸引していきます。
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- 吸引後、脂肪の層をなだらかにします。
- 脂肪吸引後に特殊なバーを挿入して脂肪層をよりならしていきます。
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小切開した部分を縫合します。
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- 脂肪吸引部位を圧迫固定します。
- 脂肪吸引後、吸引部位を圧迫固定します。この圧迫固定は脂肪吸引と同じくらい重要です。
しっかりと圧迫することで腫れを小さくし、新しいボディラインを形成していきます。
脂肪吸引後のケア
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- 脂肪吸引後の通院について
- 脂肪吸引の治療後は、通常3~4日後に脂肪吸引部位の圧迫固定を外すため来院が必要になります。
圧迫固定を外した後、全身シャワー浴が可能です。
治療後7日目に小切開部位の抜糸を行います。抜糸後、入浴が可能です。
基本的にこれで通院は終了です。心配や気になることがありましたらいつでもご連絡下さい。
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- 脂肪吸引部位の圧迫について
- 脂肪吸引後の圧迫固定を外したあとは、サポーターを使用します。弾性ストッキングやガードルなどで吸引部位の圧迫を1~3ヶ月間継続していきます。
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- 脂肪吸引部位の腫れについて
- 脂肪吸引後は治療部位全体に腫れが見られます。大きな腫れは約2週間で軽減しますが、 完全に腫れが引くのは約3ヶ月かかります。また脂肪吸引後は打ち身やあざのような内出血が生じます。脂肪吸引部位だけでなく下方にも内出血が広がる場合があります。
内出血は約3?4週間で消失します。
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- 脂肪吸引後の皮膚の硬さについて
- 脂肪吸引後、吸引部位の皮膚が硬くなることがあります。これは皮膚や脂肪の回復過程で生じるもので、吸引1ヶ月後をピークに硬くなります。
この硬さは脂肪吸引後、約3?6ヶ月かけて通常はなくなります。
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- 脂肪吸引後の傷跡
- 小切開部位の傷跡は吸引後1ヶ月間位は赤みが生じますが、最終的には皮膚のしわに沿った白い線になり、ほとんど目立たなくなります。
脂肪吸引の料金
脂肪吸引 | 1ヶ所 | 220,000円 |
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静脈麻酔 | 55,000円 | |
全身麻酔 | 110,000円 |
- ※表示価格は税込価格です。
- ※複数部位の場合はセット割引があります。
- ※脂肪吸引では、通常静脈麻酔または全身麻酔が必要です。