傷跡修正
ケガによる「傷跡」や帝王切開などの「手術の傷跡」、「リストカット」、「根性焼き跡」をより目立たなくする傷跡修正の治療を行っています。
傷跡修正には「傷跡を切除して縫い直す方法」と「レーザー治療により目立たなくする方法」があります。
傷跡は部位や大きさによって修正の方法が異なります。カウンセリングにより一人ひとりにあった最適な治療方法をご案内します。

切除法は、古い傷跡を切除し、きれいに縫合し直します。

フラクショナルレーザーにより、傷跡を目立ちにくくする。
- ケガの傷跡
- 手術の傷跡
- リストカットの跡
- 根性焼きの跡
- 妊娠線・肉割れ
- ケロイド・肥厚性瘢痕
「リストカット・根性焼き」の傷跡について
精神的苦痛である怒りや不満に対して自らに痛みを課する「リストカット」、我慢強さを示すために行う「根性焼き」。
傷跡が腕や手などの見える部分あることで、就職や職場での影響や対人関係に消極的になってしまったり、
社会活動に積極的になれない面が見られます。このような傷跡を消したい、違う傷跡に変えたいと思う方は多くいらっしゃいます。
広い範囲につけてしまった傷跡は、完全に元通りの皮膚に戻すことはできませんが、
傷跡修正の治療によりリストカットや根性焼きの傷跡を違う形の傷跡に変えることで目立たなくさせることが可能です。
治療法は「切除」により傷跡を切り取り、一本の線にまとめる治療があります。範囲が広い場合は、全てを取り切れなかったり複数回に分けて治療が必要になることがあります。
またフラクショナルレーザーによる治療も行っています。フラクショナルレーザーは傷跡の盛り上がりを抑え平らにしたり、傷の幅を小さく改善していきます。
フラクショナルレーザーErについて
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- 最小のダメージで最大の効果
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フラクショナルレーザーにより、傷跡の盛り上がりを抑えて傷跡を小さくしたり、妊娠線のなどの肌質を改善していきます。
レーザーにより傷跡に以上に細かいドッド状の穴を無数に開け、その穴が治癒していく過程で新しい皮膚の再生を促します。
フラクショナルレーザーErは、従来のCo2フラクショナルレーザーに比べて痛みや治療後の発赤が少ないことが特徴です。 レーザーによる周辺組織への熱損傷が少ないため、赤みなどのダウンタイムが短いのも特徴です。
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- フラクショナルレーザーの仕組み
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目に見えない微細なレーザーが傷跡に無数の穴を形成し、皮膚の再生を促します。
点状に照射を行うことで、部分的に皮膚の正常組織を残しながら照射を行え、治療効果とダウンタイムの抑制を両立して行います。
ケロイド・肥厚性瘢痕
ケロイド・肥厚性瘢痕の治療
ケロイドと肥厚性瘢痕はいずれも傷跡が赤く硬く盛り上がる瘢痕(はんこん)の一種で、かゆみや痛みを伴い、美容的にも大きな悩みとなります。
両者は似ていますが、明確な違いがあります。肥厚性瘢痕は元の傷の範囲内にとどまるのに対し、ケロイドは傷を超えてどんどん広がり、放置すると成長を続けるのが特徴です。
ケロイドは内部にコラーゲンや線維芽細胞、血管や炎症細胞が過剰に集まるため硬く赤くなり、炎症細胞が分泌する物質により強いかゆみや痛みを生じます。
一方の肥厚性瘢痕は、手術痕やにきび跡、けがの傷などから発生し、時間とともに症状が落ち着くこともありますが、赤みや盛り上がりが長く残る場合があります。
両者とも発生しやすい部位は胸部・肩・上腕・下腹部・耳などで、見た目だけでなく生活の質にも影響を及ぼします。
当院では、ステロイドの貼付薬処方や注射による治療を行っています。
ステロイド外用薬・エクラープラスターなどの貼付剤は炎症やコラーゲンの過剰増殖を抑える効果があり、ステロイド局所注射はより強力に盛り上がりを改善します。
傷跡修正の料金
切除法 | 1mm | 6,600円 |
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切除法(線傷) | 1mm | 4,400円 |
エルビウムヤグレーザー | 1mm | 5,500円 |
フラクショナルレーザー | 1.5×1.5cm | 5,500円 |
フラクショナルレーザー (約7×10cm) |
1回 | 22,000円 |
3回 | 55,000円 | |
5回 | 77,000円 | |
フラクショナルレーザー | 1.5×1.5cm | 5,500円 |
エクラープラスター | 1枚 | 1,870円 |
ステロイド注射 | 1ヶ所 | 4,400円 |
診察料 | 3,300円 |
- ※表示価格は税込価格です。